さいたまの建具屋さん

さいたま市にある襖、障子、室内ドア専門店です。

4月1日は臨時休業となります

4月1日は棚卸の為、臨時休業となります。
お急ぎのご用は携帯電話に連絡をお願いします。

4月1日(金) 棚卸
4月2日(土) 定休日
4月3日(日) 通常営業
となります。

3月は定休日無しで対応させていただきます。
よろしくお願いします。

さいたまの建具屋さん s.tateguya@gmail.com

襖紙の値上げについて

襖紙の大手メーカーであるルノンより、以下の発信がありました。

以下、引用-----------------------------
ルノン株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役:関口修一)は、2022年4月1日(金)より、襖紙の価格改定を実施いたします。

昨今の製造における原材料・エネルギーコストアップが大きく影響し、製糸メーカーによる、原糸価格の値上げ。原紙メーカーの古紙の価格の高騰。印刷加工所の加工用インキ等の加工原材料の高騰を受け、事業収益は一層の圧迫を受けております。現行価格維持及び諸経費削減等の自助努力を重ねましたが、事業の継続に支障をきたす状況となっており、誠に不本意ではございますが、販売価格を改定させて頂きたくご案内申し上げます。
サスティナブルを求められる時代に合った優れた建具である襖。絶やすことなく伝統文化を継承し、持続可能な形で次世代に伝える役割を担っていると自負しております。信頼の品質と充実した商品群を発売し、インテリア業界の発展に尽力して参る所存です。

諸般の事情をご賢察の上、ご理解賜ります様、何卒宜しくお願い申し上げます。

      • 以上、引用終わり

ただ今、新価格に関して業者と協議しておりますが、20%前後の値上げになる見込みです。
皆様には大きな負担を強いてしまい申し訳ございません。
今まで以上に仕上がりにこだわり、お客様にご満足いただける対応を心がけますので、何卒、よろしくお願いします。

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【障子紙】和紙の特徴

当店では、障子紙を、パルプ製から、埼玉県産の和紙に切り替えております。
ここでお詫びと訂正ですが、『パルプ製の取り扱いを止める』方向で考えておりましたが、並行して使い続ける事にしました。
と申しますのが、パルプ製の雲竜(柄入り)の人気が高い為です。
こちらも打ち切る予定でしたが、ご要望が多いので維持する事にしました。
(無地に関しては検討中です)
ちなみに、和紙は『無地』1種類だけの取り扱いになります。

さて、改めて和紙の特徴ですが、先に『マイナス面』を書かせていただきます。
■見た目が揃わない・・・出荷のタイミングで、白さに差があります
■不純物が混ざる・・・溶け残った繊維質のスジ、黒や褐色、深緑色など、砂粒程度の物質が混ざります

天然素材なので、どうしても差が出てしまうのです。
同じ物件内では、同じタイミングで出荷した製品を使うように致しますが、多少の差はご容赦ください。
また、不純物に関しては、入っているものだとお考え下さい。

では、メリットを。
■吸湿効果が高い
■自然劣化が少ない
■高級感がある

吸湿効果に関しては、パルプ製は『タオル』で、和紙は『スポンジ』でイメージしてください。
繊維の肌理が細かいので、和紙のほうが多く吸収し、さらに効果が長く続きます。
破いてみると分かりますが、パルプ製を破いても切り口はキレイですが、和紙を破くと、ボソボソとした繊維が残ります。
(紙の切り口で手を切ってしまう事がありますが、和紙で手を切る事は滅多にありません)


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自然劣化は、太陽光(紫外線)への強さと、吸湿を繰り返す事による劣化で考えます。
パルプ製は、1年程度で大きく強度が下がり、何もしなくても裂けたり、割れるように破れてきます。
日焼けも早く進みます。
(日陰なら、もっと長持ちです)

和紙は、数年たっても大きく衰える事は無く、少しずつ、徐々に弱くなっていきます。
日焼けもゆっくりと進み、日なた、日陰で寿命に大きな差はありません。

貼り替え時期(期間)の目安として、パルプ製は毎年~5年未満、和紙は3年以上~10年というのが目安です。

和紙は高価かもしれませんが、高級感があり、長寿命なんですね。
貼り替えの回数が少ないので、ランニングコストとしては、和紙のほうが優れていると言えます。

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おそくなりましたが、本年もよろしくお願いします

すでに営業再開しております(笑)
毎年ご挨拶が遅くなり、自身の不精を恥じるばかりでございます。

改めまして

本年もよろしくお願いします

コロナ渦が続き、不自由が続く毎日でございますが、開けぬ夜は無いと信じ、頑張っていきましょう。

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年内工事の締め切りと冬期休業について

昨日にて、年内工事の申し込みを締め切りました。
建具調整程度の軽微な作業であれば対応できるものもございますが、ドアや障子、襖の新規作成は締め切りとなります。
今年もたいへんお世話になりました。

年内は休まず営業いたします。
お見積や納期回答にはお時間頂く事もございますが、土日も関係なく受付いたしますので遠慮なくお声かけください。

【年末年始の営業と冬期休業について】
■12/28まで通常営業
■12/29 15時まで営業
■12/30~1/4まで冬期休業
■1/5棚卸、在庫整理
■1/6より通常営業(お見積、納期回答は1/11以降になります)

今年も残りわずかとなりましたが、怪我や事故に気を付け、気を引き締めて活動していきます。
よろしくお願いします。

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ガラス障子の移設

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フラッシュ引き戸に交換した事で不要になったガラス障子を、縁側の障子と交換しました。

移設と合わせて、敷居にレールをはめ込み、障子に戸車を取り付けました。
驚くほど軽く開け閉めできるようになりました。


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割れる危険が少ない場所なので再利用しましたが、問題はサイズです。
今回は高さを10mmほど切り詰めました。
上、下と、建付けを見ながら、さらに強度が落ちないようにバランスを見極めて切り詰めをしています。

また、幅が足らなかったので、タンスがある部分の裏側に、幅10cmほどの壁を足して対応しました。
将来、タンスを撤去する事も考えて、見た目にもこだわりましたよ。
(写真が無くて申し訳ないです)

移設については、サイズがピッタリだったら簡単ですが、今回のように切り詰めや継ぎ足しが必要な事が多いです。
興味のある方は、是非、ご相談ください。
使いやすく加工する事も承っております。


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