さいたまの建具屋さん

さいたま市にある襖、障子、室内ドア専門店です。

障子は明るい!

今回ご紹介するのは、和室の間仕切りを、襖から障子に交換した現場です。

施工前
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隣の部屋(南側)はとても明るいのに、北側が真っ暗なのがお分かりいただけると思います。
北側にも大きな窓があるので、天気の良い日中であれば、照明無しでも過ごせるお部屋です。
でも、南側の明るさと比べると、とても暗い。
寒さが一層厳しく感じられます。

このお客様は、北側のお部屋をお婆ちゃんの寝室として使っています。
普段は間仕切り襖を開けておくので問題無いのですが、冬の寒い時期は、暖房効率を考えて襖を閉めるのです。
そうすると、南側の暖かい日差しは遮られて、とても暗く、寒く感じてしまう部屋になってしまいます。


施工後
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障子を閉めきった状態で撮影しましたが、充分な明るさを感じられるのがお分かりいただけると思います。
明るさがあるだけで、とても暖かいお部屋という雰囲気になります。

間仕切りを障子にするメリットは、視線は遮れ、充分な明るさが得られる事です。
部屋同士の繋がりを感じる事ができます。
「障子紙だと、破れやすいでしょ?」とお考えの方もいると思いますが、今回、採用したのはワーロンシート。
見た目は障子紙ですが、塩ビシートで加工してあるので、とても丈夫で破れにくい障子紙です。
「プラスチック障子紙と同じ?」
まぁ、似たようなものですが、プラスチック障子紙より、和紙の雰囲気が楽しめますので、高級感が違います。
(某メーカーのプラスチック障子紙は、ビニールシートみたいなので不人気です)

障子は、和室はもちろん、洋室でも使える素材です。
障子紙もたくさんの種類がございますので、「お部屋が暗い」「明るい間仕切りにしたい」とお考えの方、是非、ご検討ください。

さいたまの建具屋さん s.tateguya@gmail.com