襖、障子の貼替 激混みです
10/29現在、11/19まで受け付け終了となっております。
毎年、11月20日前後で年内の貼替申し込みが打ち止めになります。
早い時は11月初旬という事もありましたね。
ちなみに、混雑しているのは貼替に限定した話です。
ドアや家具の新規造作は比較的空いています。
あれ? ちょっとオカシイ???
貼替作業が忙しいと言っても、その作業の中には、糊の乾燥時間など「待ち時間」が含まれます。
本数が多ければ待ち時間でも次の工程に移れるのですが、本数が少ない場合は、そのまま待つしかありません。
近年、和室が減ってきた為、それほど多くの貼替を依頼される事は少ないので、どうしても待ち時間ができてしまうのです。
(待ち時間を減らすと、仕上がりに影響が出ます)
その待ち時間でドアや家具の新規造作の対応をするという形になります。
だから、貼替が混雑していても、ドア交換は空いているという事なのです。
この工程がハマると面白いです。
「この現場の下貼をして、待っている間に別現場の採寸に行き、戻ってから上貼」と計画し、無駄な時間無くキッチリ進む。
これを私は「ハマる」と呼んでいます。
逆に、ハマらない事もあります。
「ドア交換の採寸に時間がかかり、上貼が終わったのが深夜」なんて事もあります。
話が好きなお客様だったり、思わぬ渋滞に巻き込まれたりですね。
また、既存状況が悪く、全ての作業に苦戦する場合もハマらないとなりますが、採寸予定を変更する事はできないので、その分、作業時間が押してしまいます。
朝8時開始で18時終わりで計画した予定が、朝5時開始で、深夜12時なんて事もありますよ。
こうならない為に、できるだけ現場状況を詳しく教えていただくようにしていますが、年に数回は予定通りにならない事がありますね。
と、ちょっと長くなりましたが、貼替のご用命はお早めにお願いします。
寒くなりますと、お客様へのご負担も増しますので、11月中の施工をおススメします。
さいたまの建具屋さん s.tateguya@gmail.com