さいたまの建具屋さん

さいたま市にある襖、障子、室内ドア専門店です。

【障子紙】和紙に切り替える理由

当店は、パルプを主原料にした障子紙を廃止して、埼玉県内で製造している和紙に切り替える事にしました。
切り替える理由は「せっかく埼玉に良質な障子紙があるのに、わざわざパルプ製を使う事は無いでしょ?」という事です。
数年前から構想はありましたが、ようやく本格的に切り替える決心ができました。

切り替えに当たり、最も大きな問題は価格でした。
パルプ製はとても安いので、同じ金額では扱えないのです。
どうにか価格を下げられないか模索しましたが、結論、諦めました(笑)
和紙の価値を考えたら、このくらいの価格差があって当たり前だと考えるようになりました。

お野菜やジビエなどは地産地消が呼びかけられています。
鮮度が高く美味しいだけでなく、地域産業の保護にも繋がるからですね。
微力ではございますが、手助けができれば良いと考えています。

もちろん、和紙の品質、性能の素晴らしさがあってこその切り替えです。
多少お値段が高くなってしまいますが、価格以上のご満足がいただける素材だと確信し、切り替えを決定いたしました。

パルプ製は、現在の在庫が無くなり次第、取り扱いを停止します。
(取り寄せは可能ですので、どうしてもというお客様には提供いたします)
和紙のサンプルは、準備が整い次第、お配りできるように致します。

さいたまの建具屋さん s.tateguya@gmail.com