さいたまの建具屋さん

さいたま市にある襖、障子、室内ドア専門店です。

ドアの表面素材 ペットがいるお部屋

コチラの続きになります。

ペットと一緒に暮らしているお客様は、ドアの強度が気になると思います。
そこで、強度に優れたオレフィンとポリエステル合板のどちらが良いか、お選びいただく基準を説明させていただきます。
*メーカーの説明ではございません。当店の考えでございます。

データ比較は難しいですが、素材をカッターでキズを付けると
●プリント合板・・・・軽い力でも、比較的容易に傷がつく
●オレフィン合板・・・・軽い力ではキズが付きにくいが、力を入れればキズが付く
●ポリエステル合板・・・・カッターの刃が滑ってしまい、キズが付きにくいが、同じ場所に繰り返しカッターを当てればキズになる
と、ポリエステル合板が優れていると分かります。

次に、ハンマーで叩いてみます
●プリント合板、オレフィン合板・・・・凹凸は付きますが、キズは目立ちにくい
●ポリエステル合板・・・・割れるようにキズが付き、目立ちやすく、キズの場所から素材が欠けるように広がっていく

どんなキズを付けるのかで評価基準も変わってきますね。
ペットが付けるキズは「引っ掻き傷」になると思いますので、カッターの評価で考えれば良いと思います。

●通常はオレフィン合板になります。
当店でペット対応として販売しているドア素材は、オレフィン合板になります。
性能とコスパを考えると、オレフィンが優れていると考えます。

●ネコの引っ掻き傷にはポリエステル合板
表面がツルツルしているので、爪とぎには不向き。
オレフィンでも充分ですが、より高い品質を求めるならポリエステル合板をお求めください。

☆☆大暴れするペットにはメラミン合板☆☆
ドアを引っ掻くだけでなく、穴を開けるほど大暴れするペットであれば、ポリエステルでも対応できません。
その場合、店舗や事務所で採用いただいているメラミン合板をご提案します。
メラミン合板は、カッターで引っ掻いた程度ではキズが付かず、普通のノコギリで切断すれば、刃こぼれしてしまう程の強度があります。
*色柄、ドアのデザインは個別にご相談ください。


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